「子どもとクリエイターの『育つ』が出会う、みんなのビル」をコンセプトとする複合施設SodaCCoビル内にオープン。シェアード・オフィスという場を基盤としながら、子どもとクリエイティブの出会いをビル全体でつくりだしています。

所在地：東京都渋谷区代官山町9-10 SodaCCoビル 4, 5, 6F
規模：3フロア、最大約150名
企画・運営: 春蒔プロジェクト株式会社
事業主: 株式会社佐藤商会
設計: 株式会社ブルースタジオ

Theme：子どものクリエイティブ教育を目指して

近年、代官山エリアには、子ども向けの玩具や洋服を取り扱うショップや、子どもの入りやすいカフェ、保育施設などが増えつつあります。また従来の受験教育ではなく、子どものクリエイティビティを養うための教育の場を、クリエイターと共に開発できないだろうか、という思いから、co-lab代官山が設立されました。

co-lab代官山では、クリエイターが施設入居者や外部企業などとのコラボレーションを通じて、教育プログラムや知育玩具、家具等を開発し、日本の未来を担う子ども達のクリエイティビティを育み、同時に、子ども達がもつ想像力や好奇心が、クリエイターの制作活動に新たな視座をもたらし、さらなる創造につながることを目指しています。

Team Building：SodaCCoビルとのコラボレーション・プログラムを発信

SodaCCoビルは、その構想段階からco-labを核として開発が進められ、事業主である佐藤商会様と施設のリノベーションを担当する設計事務所blue studio、そして春蒔プロジェクトの3社の協働で「子どもとクリエイターの出会い」というビルのコンセプトを作り上げました。

施設オープン後は、このコンセプトを実行に移すべく、co-labメンバーであるNPO法人CANVASによるワークショップシリーズ「キッズクリエイティブ研究所」を、ビル1Fに併設されたイベントスペースSodaCCo STUDIOで定期開催。また、2016年春より開講する、ビル1,2Fの学童施設「Coby After school+」との協働による、co-labメンバーを講師に迎えた子ども向けのワークショップ企画など、子どもを対象とした企画や交流会、地域と連携したプログラムを計画しています。